●プロフィール●

6月21日(土)昼・夜

作家
渡辺 淳一

鈍感力

わたなべじゅんいち

北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。'70年「光と影」で直木賞を受賞。'80年に吉川英治文学賞を、'03年には菊池寛賞などを受賞する。作品には初期の医学を題材としたものから、歴史、伝記的小説、男と女の本質に迫る恋愛小説と多彩で、医学的な人間認識をもとに、華麗な現代ロマンを描作家として、文壇の第一線で活躍している。 現在まで130冊に及ぶ著作を発表、故郷の札幌には渡辺淳一文学館が完成し一般公開されている。