●この講師の聴きどころ●

11月8日(金)

第七十二代横綱 稀勢の里
二所ノ関親方

我が相撲道に一片の悔いなし

にしょのせき おやかた

 引退会見で「私の相撲道において、一片の悔いもございません」と語り、土俵を去った第七十二代横綱・稀勢の里。将来を嘱望され、15歳で角界入り。横綱白鵬の連勝を63で止める大金星を機にさらに飛躍し、数々の試練を乗り越えて初優勝、そして横綱昇進。大ケガを負いながら奇跡の逆転V等、数々のドラマを土俵に刻んできた。親方となった今、これまでの思いと貫いてきた相撲道を飾らない言葉で振り返る。