●プロフィール●

9月4日(土)夜
作詞家
阿久 悠
「歌は時代を語り続けた」


あくゆう
'37年、兵庫県淡路島生まれ。明治大学文学部卒業後、広告代理店に勤務し、 番組企画やCM制作などを手がける。'65年にフリーとなり、本格的な文筆活動に入る。
尾崎紀世彦「また逢う日まで」、沢田研二「勝手にしやがれ」、ピンクレディー「UFO」 など作詞を手がけた曲は5千曲に及ぶヒットメーカー。また、企画・審査員として携わった テレビ番組「スター誕生」からは、森昌子・桜田淳子・山口百恵をはじめ、岩崎宏美・小泉今日子・ 中森明菜ら数多くのスターを世に送り出した。
映画化された「瀬戸内少年野球団」に代表される著作も多く、「家族の神話」「家族元年」といった 日本の家族を題材とした小説や、近年は大人の恋愛小説「絹婚式」「あこがれ」を上梓。 最新作は空想野球小説「球心蔵」。'97年、30年にわたる作詞活動に対して、日本文芸振興会主催による 第45回菊池寛賞を受賞した。
兵庫エフエムラジオ放送・取締役最高顧問。