学長のご挨拶

■ごあいさつ■

 3月11日の東日本大震災・福島原発大災害より早くも6ヶ月が経ちましたが、今なお復興が順調に進まず、精神的にも限界かと被災者の方にお見舞い申し上げます。日本人が過去に経験した天変地異では社会・人心が乱れ、それに伴って新しい社会制度・仕組への変化や新しい宗教が起こり、国内が平穏になるまで長い期間を要したことがありました。今回の東日本大震災では、被害に遭われた方々の強い絆と互いに助け合うという賢明な行動と忍耐で、日本人の誇りを世界に示すことができたことは、素晴らしいことでした。
学長

理事長・学長 梶山 千里


 九州市民大学は、地域の人々に生涯学習の機会を提供し、市民文化の向上に資することを目的にスタートしました。それから25年、年輪を重ねる中で着実に規模を拡大し、今日では受講生が3,000人を超える全国でも有数の市民大学に成長いたしました。これもひとえに受講生の皆さまのご支援の賜物と心から感謝しています。
 21世紀は、新しい知識、情報、技術が、政治、経済、文化をはじめとする社会生活のあらゆる分野・領域で、活動の基盤として飛躍的に重要さを増す「知的基盤社会」の時代と言われています。人々の知的活動、想像力が最大の社会資源である我が国において、優れた人材の育成と科学技術の振興は必要不可欠なものであります。私たちは、団塊世代の退職、少子化及び高齢化問題、また情報化、国際化の進展等、社会の多様なニーズに対応すべく、知と感性を求める輝かしい集団からなる新しい生涯学習の場としての市民大学づくりを目指しております。また、受講生の皆さまの学習と文化活動の重要な拠点として、地域になくてはならない存在であり続けるよう、努力いたしております。
 一人一人が有意義な人生を送るうえで、どこに生きがいを求め、また社会とのかかわりをどう築いていくかが問われています。それだけに、九州市民大学に対する時代と社会の要請はますます大きくなり、私たちはそれにこたえるよう努力しております。
 名実ともに地域文化を創造し発信していく場とするため、九州市民大学が、「自分を知りたい、地域を知りたい、世界を知りたい」という素晴らしい知的集団となることが求められています。受講生の皆さまは市民大学を動かすエンジンであるというお気持ちで、今まで以上のご支援とご協力をお願いいたします。




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